台湾は世界の中でも陰暦を扱う有数の国の一つです。陰暦の七月は鬼の月と呼ばれています。
中国史の殷代から人が死んだあとは霊だけが残って、他界へいくことと信じられています。
そして陰暦の七月一日は人間の世界への門を開いて、祖先の霊は子孫のところへ帰ります。
七月十五日は中元節(盂蘭盆会)です。中元節は一年の中で重要な節ですが祝日ではありません(泣)。
その日子孫はたくさんの食べ物を用意して、祖先の霊を祭ります。
仏教団体も大規模な祭祀をして誰も祭っていない霊を供養します。
それは重要なイベントの一つです。あともう一つ普渡と呼ばれる行事があります。
普渡とは人間の世界にまた未練を残っている魂を成仏させることです。
供える物としてはいったい何を用意するでしょうか?一般的は肉、お酒、御菓子、果物、インスタントラーメンなどです。
その時期各スーパーは業績を上げるためにそれぞれのキャンペーンが行います。CMも作ります。
最近全聯福利中心と言うスーパーのCMが人気です。
そのCMの内容は前日本で放送していたホラー映画”リング”のパロディです。
貞子さんは映画の通り、テレビから這って出てきますが今回は誰にも怖がっていません。
逆に皆はいっぱい食べ物を用意して待っています。食べ物を貞子さんにあげて優しく接しました。
最初貞子さんが這っているときはちょっとびっくりしましたがとても温かい気持ちになれるCMです。
世界への門は七月三十一日に閉まります。その一ヶ月は風水説によっては幾つかの事をやらない方がいい。
一つは結婚、もう一つは引っ越しです。理由は説明しにくいので、ここでは説明しません。
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